Double vinyl LP盤。JG Thirlwellはオーストラリア・メルボルン生まれの作曲家/プロデューサー/パフォーマーで、NYのブルックリンを拠点としている。実験的グループNurse With Woundでの活動を経て、1980年に自身のレコード制作を開始。DIYの親しみやすさを生んだ英国のポストパンク的な創造性の爆発や、ジョン・ケージやシステム・ミュージックの著作などに触発された。ThirlwellのディスコグラフィーはFoetus、Steroid Maximus、Manorexia、Baby Zizanie、Wiseblood、Clint Ruinなど数多くの名義にわたり膨大なもの。多様な音楽スタイルに共通する糸があるとすれば、それはドラマチックな強度と、喚起的で映画的な質感だ。Thirlwellの作品は、オーケストレーション、ビッグバンド、カタルシス的なノイズロックから、抽象エレクトロニクスやサウンド・スカルプチャー、室内楽、セリー音楽、架空のサウンドトラックまで、その範囲は広大で、時に同じアルバム内にすべてが収められていることもある。さらにThirlwellは、Adult Swim/Cartoon Networkのヒットアニメ『The Venture Brothers』のスコアも手がけている。ここに収められたのは同シリーズの音楽の第2弾で、ここでもThirlwellは聴き手を映画的なジェットコースターに乗せ、スリリングな結果へと導く。